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2019年9月19日木曜日

ヤスデの生殖肢の観察と同定 2/3

 前回、ヤスデの生殖肢の取り外しについて話しました。今回はその続きになります。


前回の話をまとめると、
・特徴的な種を除き、基本的には成体の雄しか同定できない。
・多くのヤスデの成体の雄には第7胴節付近に生殖のために特殊化した付属肢である。
・生殖肢の取り外しには70~80 % エタノールの液浸標本を用いる。
・胴節は壊しても良いので、生殖肢が壊れないことを優先する。

さて、前回のヤスデは第7胴節に2対ある付属肢のうち前方の1対のみが生殖肢となっていました。他にも第7胴節の2対が生殖肢になっているものや、第7胴節の後方の1対と第8胴節の前方の1対が生殖肢になっているものなどがいます。今回は第7胴節の2対が生殖肢になっている例を紹介します。


 今回生殖肢を取り外すのはこのヤスデです。クロヒメヤスデ Karteroiulus niger です。青森県で採集してきましたが、国内では本州、四国、九州の各地から幅広くみつかっている種類です。



 液浸にして持って帰ってきました。第7胴節に脚の無いスペースがあることから雄であることがわかります。赤く塗りつぶしてある箇所が生殖肢です。



 本当は第7胴節のみ取り外したかったのですが、他の胴節も外れてしまいました。生殖肢の取り外しに支障はありません。



 第7胴節です。左が頭部側、右が尾部側です。生殖肢を抱え込むように胴節があります。生殖肢を頭部側、あるいは尾部側から押すと上手く外れます。



 前生殖肢と後生殖肢がくっついている状態なので慎重にはがします。前生殖肢の尾部側(つまり、後生殖肢と接している側)には糸状の構造がある場合があり、これが外れないように気をつけます。クロヒメヤスデには端肢が無いので簡単です。



 上手く取り外すことが出来ました。左が後生殖肢、右が前生殖肢です。



関連リンク





2019年9月6日金曜日

ヤスデの生殖肢の観察と同定 1/3


 今回同定するのはこの種類です。筆者が奥多摩で採集してきました。採集したヤスデは70~80 %のエタノールにつけておきます。死後しばらく経ってから浸けると脆くなってしまうため、なるべく生きているときに標本にします。エタノールは薬局で購入することができますが、最初から薄めてあるものはイソプロパノールが含まれていることがあるので、99 %エタノールを買ってきて希釈します。



他に必要なもの

  • シャーレ
  • 実体顕微鏡
  • ピンセット
  • ハンドライト(必ずしも必要ではないのですが、光を当てる方向を変えると見やすさが変わります。)




 画像はエタノールにつけてある状態です。同定をする前に、まずは体のつくりを見てみます。

 頭に最も近い胴節(画像の1)に歩肢(ほし)は無く、その後3節には1対、4節目以降は2対の歩肢がついています。ただし、この個体は雄なので第7胴節の前方の1対は生殖のために特殊化した”生殖肢”となっています。雌には生殖肢の代わりに普通の歩肢があり、他の胴節と大きな差はありません。ほとんどのヤスデ(フサヤスデの仲間とタマヤスデの仲間を除く)の雄は第7胴節周辺に生殖肢を持ちます。

 ヤスデは成長に伴い胴節の数が増えます。生涯増え続けるものもいれば、途中で止まるものもいます。オビヤスデ目(この個体もオビヤスデ目)は20(稀に19)胴節で成体になり、脱皮をしなくなります。大まかな分類と胴節数で成体かどうかわかる場合があります。幼体では雄の生殖肢が完成していないため、同定することが出来ません。


 第7胴節のみ取り外します。胴節は分類や同定ではあまり重要視されないため、多少壊れてしまっても問題はありません。生殖肢を傷つけないことを優先します。


 生殖肢の形態は分類群によって全く異なるため、上の画像だけを参考に別の種類で試してみると戸惑ってしまうかも、、、あくまで一例として見ていただけると良いです。



 腹面から見てみました。上が頭部側、下が尾部側です。やりやすい種類だと生殖肢だけスポッと抜くこともできるのですが、今回は難しそうだったので胴節を少し壊しました。その後、生殖肢(左)を上から下へ降ろして取り外しました。あまり力を入れすぎると壊れることがあるので、ここは慎重に行います。


 上手く取り外すことが出来ました。生殖肢の形態からタンバアカヤスデ Nedyopus tambanus tambanus (Attems, 1901) と同定しました。アカヤスデ Nedyopus tambanus (Attems, 1901) には以下の3亜種が知られていますが、生殖肢の形態的差異は僅かです。

タンバアカヤスデ Nedyopus tambanus tambanus (Attems, 1901)
イカホアカヤスデ Nedyopus tambanus ikaonus (Attems, 1909)
ウマガエシアカヤスデ Nedyopus tambanus mangaesinus (Attems, 1909)



 属までの同定は「日本産土壌動物 第二版: 分類のための図解検索 」を使うとよいです。特徴的な種類でない場合、種類まで調べるためには自分で論文を集めて調べる必要があります。




関連リンク



2019年8月23日金曜日

ヤスデ類の文献集め

 ヤスデってよくわからない、なんてよく言われますが、ネットにきちんとした情報が少ないのでそれも当然のことかと思います。逆に自分詳しいよ!という方はぜひ語り合いましょ。待ってます。



 さて、筆者は1年ほど前からヤスデの文献を集めてきました。オンラインのものだけでもまだまだ終わりは見えないのですが、収集手段と重要な文献について軽くまとめておこうと思います。ヤスデ以外の分野でも使える部分は多いはず!日本産ヤスデ類の画像はこちら、高次分類のリストに関してはこちらをご覧ください。


 内容は2019年08月23日の執筆時点での情報です。








主な入手場所


Google Scholar: まずはここで検索。


CiNii Articles - 日本の論文をさがす: 学術論文が対象。


CiNii Books - 大学図書館の本をさがす: 図書や雑誌が対象。


CiNii Dissertations - 日本の博士論文をさがす: 博士論文が対象。


J-STAGE: 電子ジャーナルを入手できる。


J-GLOBAL: ヤスデで検索するとわりと引っかかる文献が多いです。


国立国会図書館デジタル: 国立国会図書館がデジタル化した資料を閲覧可能。


Biodiversity Heritage Library: 生物多様性遺産図書館。古い文献はここから探します。ADVANCED SEARCHを使うといいです。Search Insideがとても便利で、ダウンロードして閲覧するよりBHL内で閲覧した方が楽です。


ResearchGate: 研究者用SNS。著者名で探すことが多いです。公開されていない場合は著者にリクエストを送ります。


各研究機関リポジトリ: 北海道大学のHUSCUP、筑波大学のつくばリポジトリ(Tulips-R)横浜国立大学学術情報リポジトリ京都大学学術情報リポジトリ鳥取大学研究成果リポジトリ琉球大学学術リポジトリ沖縄地域学リポジトリ:ORIONなどなど、、、
 リポジトリの数のわりにヤスデの文献は少ないです。その他のリポジトリは学術機関リポジトリ構築連携支援事業の機関リポジトリ一覧をご覧ください。一括で検索できると楽なのですが、そのような仕組みは無いのでしょうか?


図書館: CiNii Booksで雑誌名を検索するとどの図書館に何巻(何号)が所蔵しているかを確認できます。近くの図書館に所蔵していない場合は取り寄せることもできます。


博物館or博物館類似施設など: 頼めばコピーを取っていただける場合があります。図書館等で入手できない場合は発行元の施設に問い合わせてみるのもいいでしょう。









どのような文献があるのかを調べる


国立国会図書館サーチ: 主に国内の文献が対象です。


MilliBase: 世界のヤスデがどの文献の何ページに記載されているのか確認することができます。日本のヤスデに関しては若干情報が古かったり情報が無かったりすることもありますが、めちゃくちゃ有能です。


MyriaLit: CIM - Centre International de Myriapodologie (国際多足類学会)によるデータベースです。主に著者名と発行年で検索して使っています。


 ヤスデ以外の分類群にも似たようなものはあると思います。








重要な文献・書籍


田辺 力 (2001) 多足類読本:ムカデとヤスデの生物学. 東海大学出版会. ISBN978-4486015444
 多足類学への入りとして読みやすいです。学術的なことは主に後半に書いてあります。


石川 良輔 (2008) バイオディバーシティ・シリーズ6 節足動物の多様性と系統. 裳華房. ISBN978-4-7853-5829-7
 多足類とは?ヤスデとは?という疑問に答えてくれます。多足類読本と共に最初に読むべき本。


内田 亨 (1966) 動物系統分類学 7 中B. 中山書店. ISBN978-4-521-07121-3
 ちと古いけどこれも始めの方に読むべきです。多足類研究の歴史については上記2冊より詳しいです。


Minelli, A. (ed.) (2011) The Myriapoda. Volume 2. Treatise on Zoology - Anatomy, Taxonomy, Biology. Brill, Leiden and Boston, 482 pp. ISBN978-90-04-18827-3
 ヤスデの教科書。ヤスデ一般について広く書いてあります。情けないことに英語が苦手な筆者はまだあまり読めていません。


篠原 圭三郎・田辺 力・ Z. Korsós (2015) 節足動物門多足亜門ヤスデ綱 (倍脚綱). In: 青木 淳一 (編) 日本産土壌動物 第二版-分類のための図解検索. 721-723. 東海大学出版会, 秦野市. ISBN978-4-486-01945-9
 日本産ヤスデ類の属までの検索と解説があります。最初はこれで同定するといいです。


村上 好央 (1993) ヤスデ綱 (倍脚類)・ヤスデモドキ綱 (少脚類)・ムカデ綱 (唇脚類)・コムカデ綱 (結合類)). 日本産野生生物目録:本邦産野生動植物の種の現状 (無脊椎動物編 I)(環境庁自然保護局野生生物課編) pp. 95-106. 資源科学研究所, 東京. ISBN978-4915959073
 やや欠けはありますが、当時記載されている日本産ヤスデ類のほぼ全種のリストです。これを足掛かりに調べていくといいと思います。


高桑 良興 (1954) 日本産倍足類総説. 日本学術振興会.
 三大入手困難文献その1。出版年は古いものの今となっても非常に重要な文献。ヤスデの概説に加え、当時までに記載されたヤスデ類の解説と13の新種が記載されています。


三好 保徳 (1959) 日本の倍足類. 東亜蜘蛛学会.
 三大入手困難文献その2。筆者も未入手。見つけたら教えてください!
*2019/08/26追記 運よく本書を読む機会に恵まれました。日本産倍足類総説に並ぶ良書と言えます。ヤスデ類の形態の概説は日倍説、研究の歴史的背景は本書の方が詳しいです。著者の三好氏の観察に基づく考察が盛り込まれていて参考になります。日倍説の出版から5年経過していることもあり、掲載種数は増えています。


芳賀 昭治 (1968) 日本のヤスデ. 自著出版.
 三大入手困難文献その3。13種1亜種が記載されています。本書以降再記載されていない種類も多く、本書を見なければ正体がわからないものが多いです。各種解説は日本語のみ。







まとめ


 日本のヤスデ類はまだまだ研究途上で日本未記録種や未記載種もたくさんみつかります。また、ヤスデには地理的変異が多くみられますが、今まで地理的変異の研究はごくわずかで模式産地からしか見つかっていないものも少なくありません。いつの日かこのページを見た人の中から同好の士が現れることを期待します。

2019年7月8日月曜日

日本産ヤスデ綱リスト(属まで)

日本産ヤスデ綱のリスト (属まで) を作成しました。
科以上の高次分類群の分類体系は基本的にShear (2011) に従いました。


ババヤスデ科 Xystodesmidae の分類はMarek, Tanabe and Sierwald (2013) に従いました。


ヤケヤスデ科 Paradoxosomatidae の分類はNguyen and Sierwald (2013) に従いました。


和名は原則として篠原・田辺・Korsós (2015)、石川 (2008)、村上 (1993) に従い、分類学的変更や他の分類群の和名改定により再考の必要があるものや別名は丸括弧で括りました。亜科および族は省略しています。筆者が和名を把握していないものは和名未詳としています。


日本にはおよそ300種類のヤスデが分布しています。2019年7月現在、日本産ヤスデ類の種リストは村上 (1993) がおそらく最新ですが、それから26年が経過し現在はかなり分類が変わってしまいました。ヤスデを含め多足類の画像はこちらでみることができます。また、ヤスデ類の文献に関してはこちらをご覧ください。

内容は2019年09月05日時点の情報です。

ヤスデ綱 Class Diplopoda de Blainville in Gervais, 1844
フサヤスデ亜綱 Subclass Penicillata Latrielle, 1831
フサヤスデ目 Order Polyxenida Verhoeff, 1934
フサヤスデ上科 Superfamily Polyxenoidea Lucas, 1940
リュウキュウフサヤスデ科 Family Lophoproctidae Silvestri, 1897
リュウキュウフサヤスデ属 Genus Lophoturus Brölemann, 1931
フサヤスデ科 Family Polyxenidae Lucas, 1840
ニホンフサヤスデ属 Genus Eudigraphis Silvestri, 1948
シノハラフサヤスデ属 Genus Polyxenus Latreille, 1802/1803
唇顎亜綱 Subclass Chilognatha Latrielle, 1802/1803
タマヤスデ下綱 Infraclass Pentazonia Brandt, 1833
タマヤスデ上目 Superorder Oniscomorpha Pocock, 1887
タマヤスデ目 Order Glomerida Brant, 1833
タマヤスデ科 Family Glomeridae Leach, 1816
タマヤスデ属 Genus Hyleoglomeris Verhoeff, 1910
ヤスデ下綱(前雄類) Infraclass Helminthomorpha Pocock, 1887
ジヤスデ (畸顎準綱 Subterclass Colobognatha Brandt, 1834
ヒラタヤスデ目 Order Platydesmida Cook, 1895
ヒラタヤスデ科 Family Andrognathidae Cope, 1869
ヒラタヤスデ属 Genus Brachycybe Wood, 1864
アカヒラタヤスデ属 Genus Symphyopleurium Attems, 1951
ヤマシナヒラタヤスデ属 Genus Yamasinaium Verhoeff, 1939
ジヤスデ目 Order Polyzoniida Cook, 1895
イトヤスデ科 Family Hirudisomatidae Silvestri, 1896
イトヤスデ属 Genus Orsiboe Attems, 1909
ツクシヤスデ属 Genus Kiusiozonium Verhoeff, 1941
ジヤスデ科 Family Siphonotidae Cook, 1895
ジヤスデ属 Genus Rhinotus Cook, 1896
ギボウシヤスデ目 Order Siphonophorida Newport, 1844
ヒメヤスデ (真顎準綱 Subterclass Eugnatha Attems, 1898
ヒメヤスデ上目 Superorder Juliformia Attems, 1926
ヒメヤスデ目 Order Julida Brandt, 1833
ホソマルヤスデ上科 Superfamily Blaniuloidea C. L. Koch, 1847
ヒロウミヤスデ科 Family Okeanobatidae Verhoeff, 1942
ヒロウミヤスデ属 Genus Okeanobates Verhoeff, 1939
ヨシダヒメヤスデ属 Genus Yosidaiulus Takakuwa, 1940
ヒメヤスデ上科 Superfamily Juloidea Leach, 1814
ヒメヤスデ科 Family Julidae Leach, 1814
フジヤスデ属 Genus Anaulaciulus Pocock, 1895
クロオナガヒメヤスデ属 Genus Nepalmatoiulus Mauriès, 1983
フジヤスデモドキ属 Genus Japanioiulus Verhoeff, 1937
カザアナヤスデ上科 Superfamily Nemasomatoidea Bollman, 1893
カザアナヤスデ科 Family Nemasomatidae Bollman, 1893
タテウネホラヤスデ属 Genus Antrokoreana Verhoeff, 1938
ネンジュヤスデ属 Genus Sinostemmiulus Chamberlin & Wang, 1953
イチハシヤスデ属 Genus Dasynemasoma Murakami, 1979
エゾヒメヤスデ科 Family Pseudonemasomatidae Enghoff, 1991
エゾヒメヤスデ属 Genus Pseudonemasoma Enghoff, 1991
クロヒメヤスデ上科 Superfamily Parajuloidea Bollman, 1893
ホタルヤスデ科 Family Mongoliulidae Pocock, 1903
イカホヒメヤスデ属 Genus Ikahoiulus Takakuwa, 1941
ホタルヒメヤスデ属 Genus Kopidoiulus Attems, 1909
リュウガヤスデ属 Genus Skleroprotopus Attems, 1901
ウエノヤスデ属 Genus Uenoiulus Murakami, 1971
クロヒメヤスデ科 Family Parajulidae Bollman, 1893
クロヒメヤスデ属 Genus Karteroiulus Attems, 1909
フトマルヤスデ目 Order Spirobolida Cook, 1895
(マルヤスデ亜目 Suborder Spirobolidea Cook, 1895
マガイマルヤスデ科 Family Pseudospirobolellidae Brölemann, 1913
マガイマルヤスデ属 Genus Pseudospirobolellus Carl, 1912
カグヤヤスデ科 Family Spirobolellidae Brölemann, 1913
カグヤヤスデ属 Genus Paraspirobolus Brölemann, 1902
マルヤスデ科 Family Spirobolidae Brölemann, 1893
マルヤスデ属 Genus Spirobolus Brandt, 1833
ミナミヤスデ亜目Suborder Trigoniulidea Brölemann, 1913
ミナミヤスデ科 Family Trigoniulidae Attems, 1909
ミナミヤスデ属 Genus Trigoniulus Pocock, 1894
ヒキツリヤスデ目 Order Spirostreptida Brandt, 1833
ヒゲヤスデ亜目 Suborder Cambalidea Cook, 1895
ヒゲヤスデ科 Family Cambalidae Bollman, 1893
ヒゲヤスデ属 Genus Nannolene Bollman, 1887
ヒモヤスデ科 Family Cambalopsidae Cook, 1895
ヒモヤスデ属 Genus Dolichoglyphius Verhoeff, 1938
ヤハズヤスデ属 Genus Glyphiulus Gervais, 1847
ツムギヤスデ上目 Superorder Nematophora Verhoeff, 1913
ツムギヤスデ目 Order Chordeumatida Pocock, 1894
ツムギヤスデ亜目 Suborder Chordeumatidea Pocock, 1894
ツムギヤスデ上科 Superfamily Chordeumatoidea C. L. Koch, 1847
ホラケヤスデ科 Family Speophilosomatidae Takakuwa, 1949
ホラケヤスデ属 Genus Speophilosoma Takakuwa, 1949
亜目和名未詳 Suborder Craspedosomatidea Cook, 1895
トゲヤスデ上科 Superfamily Brannerioidea Cook, 1896
トゲヤスデ科 Family Brachychaeteumatidae Verhoeff, 1910
オオトゲヤスデ属 Genus Macrochaeteuma Verhoeff, 1914
クラサワトゲヤスデ科 Family Niponiosomidae Verhoeff, 1941
クラサワトゲヤスデ属 Genus Niponiosoma Verhoeff, 1941
シロケヤスデ上科 Superfamily Neoatractosomatoidea Verhoeff, 1901
シロケヤスデ科 Family Hoffmaneumatidae Golovatch, 1978
シロケヤスデ属 Genus Japanoparvus Shear, Tanabe & Tsurusaki, 1997
亜目和名未詳 Suborder Heterochordeumatidea Shear, 2000
ヤリヤスデ上科 Superfamily Conotyloidea Cook, 1896
ヤリヤスデ科 Family Conotylidae Cook, 1896
ヤリヤスデ属 Genus Japanosoma Verhoeff, 1914
タカネヤリヤスデ属 Genus Yasudatyla Shear & Tsurusaki, 1995
ミコシヤスデ上科 Superfamily Diplomaragnoidea Attems, 1907
ミコシヤスデ科 Family Diplomaragnidae Attems, 1907
クロイワヤスデ属 Genus Pterygostegia Miyosi, 1958
ミコシヤスデ属 Genus Diplomaragna Attems, 1907
フトケヤスデ属 Genus Tokyosoma Verhoeff, 1929
ヒメケヤスデ上科 Superfamily Heterochordeumatoidea Pocock, 1894
ヒメケヤスデ科 Family Metopidiotrichidae Attems, 1907
ヒメケヤスデ属 Genus Nipponothrix Shear & Tanabe, 1994
オビヤスデ上目 Superorder Merochaeta Cook, 1895
ババヤスデ亜目 Suborder Leptodesmidea Brölemann, 1916
ババヤスデ上科 Superfamily Xystodesmoidea Cook, 1895
ババヤスデ科 Family Xystodesmidae Cook, 1895
ヤマンバヤスデ属 Genus Levizonus Attems, 1898
アマビコヤスデ属 Genus Riukiaria Attems, 1938
タカクワヤスデ属 Genus Xystodesmus Cook, 1895
ヤエタケヤスデ属 Genus Yaetakaria Hoffman, 1949
ババヤスデ属 Genus Parafontaria Verhoeff, 1936
亜目和名未詳 Suborder Strongylosomatidea Brölemann, 1916
ヤケヤスデ科 Family Paradoxosomatidae Daday, 1889
ダケヤスデ属 Genus Aponedyopus Verhoeff, 1939
トサカヤスデ属 Genus Chamberlinius Wang, 1956
モリヤスデ属 Genus Haplogonosoma Brölemann, 1916
ミイツヤスデ属 Genus Riukiupeltis Verhoeff, 1939
アカヤスデ属 Genus Nedyopus Attems, 1914
キベリヤケヤスデ属 Genus Asiomorpha Verhoeff, 1939
属和名未詳 Genus Orthomorpha Bollman, 1893
ジーケルヤスデ属 Genus Cawjeekelia Golovatch, 1980
インドケヤスデ属 Genus Chondromorpha Silvestri, 1897
ヤケヤスデ属 Genus Oxidus Cook, 1911
ネジアシヤスデ属 Genus Helicorthomorpha Attems, 1914
オビヤスデ亜目 Suborder Polydesmidea Pocock, 1887
下目和名未詳 Infraorder Oniscodesmoides Simonsen, 1990
ハガヤスデ上科 Superfamily Pyrgodesmoidea Silvestri, 1896
ハガヤスデ科 Family Pyrgodesmidae Silvestri, 1896
ハガヤスデ属 Genus Ampelodesmus Miyosi, 1956
オウギヤスデ属 Genus Cryptocorypha Attems, 1907
コブヤスデ属 Genus Pseudocatapyrgodesmus Miyosi, 1957
下目和名未詳 Infraorder Polydesmoides Pocock, 1887
エリヤスデ上科 Superfamily Haplodesmoidea Cook, 1895
エリヤスデ科 Family Haplodesmidae Cook, 1895
エリヤスデ属 Genus Eutrichodesmus Silvestri, 1910
キレコミヤスデ属 Genus Prosopodesmus Silvestri, 1910
(チビヤスデ上科 Superfamily Opisotretoidea Hoffman, 1980
ヒメオビヤスデ科 Family Opisotretidae Hoffman, 1980
ヒメオビヤスデ属 Genus Corypholophus Attems, 1938
オビヤスデ上科 Superfamily Polydesmoidea Leach, 1815
シロハダヤスデ科 Family Cryptodesmidae Karsch, 1880
マクラギヤスデ属 Genus Niponia Verhoeff, 1931
シロハダヤスデ属 Genus Kiusiunum Verhoeff, 1942
オビヤスデ科 Family Polydesmidae Leach, 1815
ノコギリヤスデ属 Genus Prionomatis Miyosi, 1956
オビヤスデ属 Genus Epanerchodus Attems, 1901
モトオビヤスデ属 Genus Polydesmus Latreille, 1802
ニホンオビヤスデ属 Genus Nipponesmus Chamberlin & Wang, 1953

参考文献


  1. Nguyen, A. D. and Sierwald, P. (2013) A worldwide catalog of the family Paradoxosomatidae Daday, 1889 (Diplopoda: Polydesmida). Check List, 9(6): 1132-1353.
  2. Shear, W. A. (2011) Class Diplopoda de Blainville in Gervais, 1844. In: Zhang, Z.-Q. (Ed.) Animal biodiversity: An outline of higher-level classification and survey of taxonomic richness. Zootaxa, 3148: 159–164.
  3. 篠原 圭三郎・田辺 力・Z. Korsós (2015) 節足動物門多足亜門ヤスデ綱 (倍脚綱). In: 青木淳一 (編) 日本産土壌動物 第二版-分類のための図解検索 . 721-723. 東海大学出版会, 秦野市. ISBN978-4-486-01945-9
  4. 石川 良輔 (2008) 節足動物の多様性と系統. バイオディバーシティ・シリーズ 6. pp. 516. 裳華房. 東京. ISBN978-4-7853-5829-7
  5. 村上 好央 (1993) ヤスデ綱 (倍脚類)・ヤスデモドキ綱 (少脚類)・ムカデ綱 (唇脚類)・コムカデ綱 (結合類). 日本産野生生物目録:本邦産野生動植物の種の現状 (無脊椎動物編 I) (環境庁自然保護局野生生物課編) pp. 95-106. 資源科学研究所, 東京.

2019年4月15日月曜日

ヒガシオビヤスデ Epanerchodus orientalis Attems, 1901

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 多足亜門 Subphylum Myriapoda/

2018年11月17日 茨城県久慈郡大子町

2018年05月26日 山梨県北都留郡

雄生殖肢(左)
生殖肢や体形に地理的変異が見られます。体形の地理的変異は非常に大きく、別種だと思っても本種であることがよくあります。反対に本種だと思っても別種のこともあります。したがって、雄の生殖肢(生殖のために特殊化した付属肢。詳しくはこちら)を見なければ同定できません。生殖肢の形態からイシダオビヤスデ E. ishidai Haga, 1956, ユウキオビヤスデ E. koreanus Verhoeff, 1937, ヘルヘフオビヤスデ E. lobatus Verhoeff, 1941, ササオビヤスデ E. sasagaminensis Murakami, 1966 に近縁と考えられます。北海道、本州、四国に分布しており、九州には本種が分布していない代わりにユウキオビヤスデが分布しています。

2019年3月10日日曜日

ミナミカマバエ Ochthera circularis Cresson, 1926

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 六脚亜門 Subphylum Hexapoda/ ハエ目 Order Diptera/


ヤマトシリアゲ Panorpa japonica Thunberg, 1784

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 六脚亜門 Subphylum Hexapoda/ シリアゲムシ目 Order Mecoptera/

 2016年05月21日 茨城県つくば市

ホソオビヒゲナガ Nemophora aurifera (Butler, 1881)

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 六脚亜門 Subphylum Hexapoda/ チョウ目 Order Lepidoptera/


ハサミコムシ属の1種 Occasjapyx sp.

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 六脚亜門 Subphylum Hexapoda/ コムシ目 Order Diplura/