名前に「ヤンバル」とついていますが、台湾原産の外来種で、しばしば大発生して問題になっています。同じく大発生するオビババヤスデは8年で成体になるのに対し、本種は1年で成体になることから増殖速度には大きく差があると考えられます。
在来の以下の種類と近縁でよく似ているため注意が必要です。
ヤンバルトサカヤスデ Chamberlinius hualienensis Wang, 1956
分布:台湾、南西諸島など
イシガキミイツヤスデ* Chamberlinius uenoi (Murakami, 1975)
分布:石垣島、西表島 *属の移動により、和名の変更が必要かもしれない。
ミイツヤスデ Riukiupeltis jamashinai Verhoeff, 1939
分布:宮古島
参考文献
Nguyen, A. D. and Korsós, Z. (2011). A revision of the millipede genus Riukiupeltis Verhoeff, 1939 (Diplopoda, Polydesmida, Paradoxosomatidae), with comments on the status of related species. Zookeys, 156(156): 25-40. online available at: https://doi.org/10.3897/zookeys.156.2009
0 件のコメント:
コメントを投稿