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2018年07月17日 沖縄県石垣市
石垣島、小浜島、西表島から記録がある。アマビコヤスデ属 Riukiaria は国内から20数種記録があるが、今後研究が進むに従い種数は変わるものと考えられる。タカクワヤスデ属 Xystodesmus に近縁で形態的に両者を判別することはできないが、以下の特徴がある。
アマビコヤスデ属 Riukiaria : 大型で雄の生殖肢は単純な鋏状をしたものが多い。体色とそのパターンは種類により大きく異なる。
タカクワヤスデ属 Xystodesmus : 小型で生殖肢は地理的変異に富む。体色は保存的で種間の差は少ない。
アマビコヤスデ属はミューラー型擬態を示し、同所的に見られる種類は似た色模様であることが多いため識別には注意が必要。一般的には雄の生殖肢により同定する。大きさからババヤスデ属 Parafontaria と混同されることがあるが、ババヤスデ属の生殖肢はループ状、アマビコヤスデ属では鋏状のため、容易に区別することができる。背板はババヤスデ属の方が平らな傾向にある。
毒はありますか?石垣島で遭遇しました!
返信削除背面に1対ある臭孔から出す液体の中に人に対する毒が含まれているはずではありますが,微量なため大きな影響はないと思われます.一応,触った手で目をこすったり,食べたりはしないようにしてください.
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