アフリカマイマイ Achatina fulica (Ferussac, 1821)

My図鑑/ 軟体動物門 Phylum Mollusca/

2016年8月12日 沖縄県国頭郡本部町

東アフリカ原産で、国立環境研究所の侵入生物リストによると、「日本へは1932年シンガポールから台湾に意図的に持ち込まれた12匹が起源となり，沖縄県に食用目的で導入され，1945年以降は野外でも定着」したそうです。

植物防疫法施行規則別表一の第一の二の項及び第二の二の項の規定に基づき、農林水産大臣が指定する有害動物及び有害植物を指定する件によって、本種が属するアフリカマイマイ科は検疫有害動物に指定されています。

また、広東住血線虫症の中間宿主としても知られているため、素手で触らないほうがいいと言われています。

沖縄本島では多数見られ、車で踏むときにバコッ！！！と音がします。特に夜間はたくさん見られ、誤って本種を踏んでしまったときなど最悪です。小笠原諸島では、本種の侵入によりオカヤドカリ類の大型化が生じているようです（首都大学東京動物生態学研究室のブログ）。